Fabriceは、2004年5月に8000億ドルの売上を出した携帯電話用着信音会社のZingyの創設者でもある。Alecはラテンアメリカのオンライン・オークションを牽引するDeRemateの創設者でもある。DeRemateは、2005年11月にイーベイ関連会社であるMercadoLibre.comに売却された。
2016年9月〜2017年2月時点のPC、Mobileのページビューは約1,200万PVとなります。
スマートフォンもまだ定着していないと考えている方には、驚きの数字かもしれませんが
PC:53.02%
スマホ:46.98%
市場としてはAndroidが多いですが、スマホを持っているフィリピン人は非常に多いです。それも日本では販売していないような高機能なスマホが販売されており代表的なのはOPO、Xiaomi、StarMobile、O+などのAndroid端末が約10,000円〜30,000円程
格安で手に入ることもスマホ市場が延びている理由の一つでしょう。
国別アクセス率
第4位に日本のアクセスが入っています。これは一体どういうことでしょうか?
しかも18.02%上昇しているじゃありませんか!
それだけ日系企業がフィリピンに興味を持ち始めているということなのでしょうか?
この部分のはもう少し調査をしてみます。
オーディエンス(ユーザー人気検索)
【売れ筋ショッピングのカテゴリー】
1位:Classifieds(割り引きます、お譲りします、無料です) 26.87%
2位:General Merchandise(雑貨) 24.46%
3位:Shopping(ショッピング) 21.49%
4位:Consumer Electronics(家庭用電化製品) 15.60%
5位:Clothing(衣料品) 4.70%
フィリピン国お日本同様に「今だけ」「限定」「格安◯◯」「本日限り」「タイムセール」とうの特別感ある広告などには飛びつくようですね。
過去にSamsung Noteをプレゼント企画した際に1週間で登録者が2,000人以上になったというデータもあります。これも大手ではなく知名度が低いブランディングをおこないこの数字なので、キャンペーンの仕掛け方しだいでは未知の数字が期待できるでしょう。
3位、4位、5位は非常に分かりやすい商品ですね!
この中で注意しなければならないことは4位の家電製品の電圧です。
日本 100V
フィリピン 220V
フィリピンに住んだ方で、経験している方は多いと思いますが日本の電化製品をフィリピンにブスッと刺すとその瞬間に壊れます。
私も過去にWii、炊飯器など壊した経験ありw
その他に注意しないと行けない商品は「食品」「コスメ」になります。
このいずれかをフィリピンで販売する場合は許可書が必要になりますので、フィリピン国をターゲットとする場合は1度相談してください。
検索トラフィックとエンゲージメント
Organic Search(自然検索)が全体の98.66%
広告誘導1.34%
検索エンジンはGoogleが全体の94.93%
Yahoo! 3.73%
テキスト検索 89.61%
イメージ検索 10.33%
Google AdSenseなどの利用はまだまだ低いことになります。
最近良く見るのはYoutube広告、Facebook広告です。しかし、広告誘導が1.34%と日本に比べて非常に少ない所を見るとまだまだマスメディアの力が強いことが分かります。
TVCM、街頭広告などでは頻繁にOLXの広告は目につきます。
1度知名度がついてしまえばインターネット広告はまだいらないのでしょうか!?
良くも悪くもまだまだ競合が少ないということですね!
※ここも重要です。
マスメディア⇒自然検索という流れが確実にできている!
これから進出を検討するには、インターネット広告を積極的に使い競合に負けない露出
⇒露出後の誘導先⇒定期的なプロモーション
CPC単価は日本の1/10で出稿可能なので、値段が上がらない理由はここにあるのでしょう。
ソーシャル誘導
1位:Facebook 77.94%
2位:Youtube 18.99%
3位:Twitter 1.36%
4位:Reddit 0.80%
5位:Instagram 0.34%
東南アジアの「インターネット人口に対するFacebook利用率」1位のフィリピン続いて2位インドネシア、3位タイと続きますが、ソーシャルメデイア誘導の約80%がFacebookとはさすがですね!
2位のYoutubeは徐々に火がついてきているのは、見ていてわかります。
フィリピンでYoutubeを開くと携帯キャリア、化粧品、不動産などの広告をよく見ます。それもかなりの動画クオリティーです。TV CMで利用しているコンテンツを15秒位の尺にしてYoutubeに流していますね。
以外だったのはTwitterとInstagram
Instagramに限っては会員数も増加している傾向ですが、他の企業広告にリンクするといったようなアクションは少ないのでしょう。
自撮り、風景などのキレイな写真を見たいという願望に広告は適さないのでしょうか?
フィリピンのEC市場パート1「OLX」は如何だったでしょうか?
次回の配信もどうぞお楽しみに!
■ EC市場パート2「LAZADA」