June 23, 2017
フィリピンの銀行に預金するフィリピン人(個人)
┏┓
┗■ フィリピンの銀行に預金(個人)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まずはこちらの画像を見てください。
英語なので、分からないという方でも分かりやすく解説させていただきます。
フィリピンの銀行預金残高平均
5,300PHP(約12,000円)
フィリピンの銀行口座を持っている世帯のうち、652,821世帯の約19.4%が預金残高が1000PHP以下である。別の28.4%、955,677家族は、預金金額が約15.3%(514,854世帯)の5,000〜10,000PHP
反対に、預金が1,000,000PHP以上の人は銀行口座を持つ世帯のほぼ2%しか占めていない。
日本の平均預金残高;1209万円
年代別の平均貯蓄額を見てみましょう。
20歳代・・・189万円
30歳代・・・494万円
40歳代・・・594万円
50歳代・・・1,325万円
60歳代・・・1,664万円
70歳以上・・・1,618万円
ここからわかるのは、50歳代以降が貯蓄額の平均を引き上げていること。
子育てが終わった世代が平均を引き上げているので、現在進行形で子育てをしている30~40代の世帯が「1,209万円が日本人の平均貯蓄額なんです」
預金残高で見るとフィリピン大丈夫か?
と感じてしまうかもしれませんが、OFWからの送金で生活費を補っているため銀行に預金をせず消費や娯楽にすぐに使ってしまうということになります。
たまに銀行の残高が減っているという事故もあったりするので、銀行の信用があまりないかもしれません。
クレジットカードの支払も満額支払いしたのに払ってないことになっていたなんて事もありました!!
銀行に預金しない一番の要因は、ATMに一切に銀行のシステムが何の告知もなくSTOPしているなんてことも日常茶飯事です!
↑
これ日本だったら新聞1面を飾るくらいの大ニュースになると思うんですけど、フィリピンでは、結構普通!
┏┓
┗■ フィリピンの大手銀行
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
バンコ・デ・オロ・ユニバンク
(Banco de Oro Universal Bank、BDO UniBank)
https://www.bdo.com.ph/personal
総資産でフィリピン最大手の銀行。
株主にSyファミリー(Henry Sy、ヘンリー・シー)率いるフィリピン大手コングロマリット(SMモール等が有名)のSM Group(シューマート・グループ)野村証券と提携。
イタリアの保険大手Generali(ジェネラリ)と合弁保険会社を運営
メトロポリタン銀行
(Metropolitan Bank and Trust Company、Metro Bank)
https://www.metrobank.com.ph/
フィリピン国内で広範な支店網を持つ大手銀行リテールに強み。同国にて電力や不動産事業を営むTyファミリーが筆頭株主。
同行傘下の大手投資銀行ファースト・メトロインベストメント・コーポレーションは日本の東海東京フィナンシャル・ホールディングスと提携関係。
大垣共立銀行等の複数の日本の地銀とも提携している。
フィリピンアイランド銀行
(Bank of the Philippine Islands、BPI)
https://www.bpiexpressonline.com/
フィリピンアイランド銀行(Bank of the Philippine Islands、BPI)フィリピンで最初に設立された銀行。
筆頭株主は同国のコングロマリットのAyala Group(アヤラ・グループ)。
みずほ銀行や静岡銀行と提携。
フィリピン不動産銀行
フィリピン・ナショナル・バンク
(Philippine National Bank、PNB)
元政府系の銀行であり、政府系企業等への関係が深い。
近年はフィリピン系華僑の市場に注力。
フィリピン華僑の大物であり経営再建中のフィリピン航空も運営する
Lucio Tan(ルシオ・タン、陳永栽)氏が筆頭株主。
傘下に中堅生保のPNB Life(PNB生命)
フィリピン開発銀行
(Development Bank of Philippine 、DBP)
https://www.devbnkphl.com/
フィリピン政府系銀行。
農業・インフラ・産業分野等の中堅
中小企業向け取引を強化
リサール商業銀行
(Rizal Commercial Banking Corporation 、RCBC)
https://www.rcbc.com/
Yuchengcoファミリー率いるフィリピン中堅銀行。
日本のりそな銀行と提携関係。
ユニオン・バンク
(Union Bank)
https://www.unionbankph.com/
フィリピンで運輸・発電事業等を行うコングロマリットであるAboitiz Group(アボイティス)が筆頭株主の中堅銀行。
相互会社形態の中堅生保のInsular Life(インシュラー・ライフ)も大手株主。