NEW & RELEASE

February 15, 2018

比ファミリーマート、現地石油会社が買収 アヤラランドとSSIが撤退


「フィリピン 日系大手コンビニエンス・ストアの現状と店舗数」のBLOGを以前書きましたが、ファミリーマートに大きな動きがあったようです。


フィリピンの石油販売会社フェニックス・ペトロリアム・フィリピンは30日、同国でコンビニエンスストア「ファミリーマート」を運営する会社の全株式を株主のファミリーマートなどから取得することで基本合意したと発表した。ファミマは経営から退き、ライセンス事業として展開する。

「フィリピン・ファミリーマート」の株式は現在、ファミマが37.6%、比財閥アヤラと小売り大手SSIグループの共同出資会社が60%、伊藤忠商事が2.4%を保有している。フェニックスは比競争委員会の承認を得た後、これらの株主から全株式を譲り受ける。買収額は非公表。

ファミマも30日、フィリピンの事業パートナーを変更すると発表した。2018年1月末をメドに新たに運営会社にライセンスを供与する。店舗運営のノウハウの提供は続けるという。

フィリピンでのファミマの店舗数は15年末に120店に達したが、競争激化などで今年9月末には68店に減った。フェニックスは全国に500店超持つガソリンスタンドに展開するなどして、22年までに300店に拡大したい考えだ。

記事提供:日本経済新聞


店舗数を減少させていた理由もこれで明確になりました。

ファミリーマート店舗数推移




  • ホーム
  • >
  • GC BLOG
Copyright © 2014 - 2017 GLOCALIZER Co., Ltd. All Rights Reserved.