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March 28, 2018

【フィリピン】日本よりいい条件で韓国のODAが決定、インフラに17億ドル

韓国からインフラ整備事業への政府開発援助(ODA)として17億米ドル(約1,935億円)の融資と700万米ドルの無償支援を取り付けたと発表した。来週にフィリピンで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議に合わせて正式調印する。

ODAはフィリピンのドゥテルテ政権が推進するインフラ整備計画に基づく運輸、情報通信技術(ICT)、エネルギー関連の主要事業が対象。韓国輸出入銀行(KEXIM)を通じて実施される。

事業化調査など準備段階の活動に1億米ドルを融資する「プロジェクト・プレパレーション・ファシリティ」と呼ばれる枠組みが含まれる。無利子で償還期間は40年(返済を猶予する10年の据置期間を含む)。公共事業道路省、国家かんがい庁(NIA)が所管する事業が対象。ICT省、農業省、運輸省、国家電力管理庁(NEA)の事業にも適用される可能性がある。調達先を韓国企業と地場企業の合弁会社に限定するタイド案件も含まれるという。

先日日本もフィリピンに対して円借款を発表しました。
フィリピンに対する円借款の供与 日本政府も地下鉄プロジェクトに参加

日本のDOA
金額:1,139億2,900万円(フェーズ1)
金利:年0.1%(マニラ首都圏地下鉄計画) 年1.5%(幹線道路バイパス建設計画)

韓国のODA
金額:1,935億円
金利:無利子


2017年11月2日に外務省から発表された内容よりもいい条件で韓国ODAが行われるようです。日本側のODAは最終的に約6,000億円の援助を検討している中
日本の政府はこの後どのような形でフィリピンに対するODAを行なうのか注目です。



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