訪日フィリピンのうち55.4%が女性でした。
女性の来日が50%を超えている国はフィリピン、台湾、香港、中国、 タイ
それ以外の国は男性の来日が多かったです。
女性が日本に注目して来ているのは嬉しいですね。
20代〜30代が全体の63%なので、観光・レジャーで来日しているということが、この数字を見て分かります。*詳細は後程
残り37%が40代〜60代以上の大半が男性という想定をすると2016年 219,152人が女性ということになります。
女性の来日が増えれば飮食・ショッキング等の需要もさらに増え1人辺りの旅行消費額もさらに増えます。
訪日フィリピン人の来日目的ってどんな割合なのでしょうか?
「観光・レジャー」「業務」「その他」でまとめてみました。
「観光・レジャー」が全体の53%でした。年齢別でも20代〜30代が全体の63%でしたので、若ものが来日して観光・レジャーを楽しんでいることが分かります。
他の国も見ても「観光・レジャー」で来日するのが当然多かったのですが、「業務」の割合の方が多かった国が3カ国ありました。*その他を除く
① ベトナム 41.2%
② インド 74.4%
③ ドイツ 44.1%
この3カ国は「業務」で来日している人が多いみたいです。
この数字を見て思いましたが、今の日本 高齢化社会を考えると介護、福祉系の業種でフィリピン人が日本に「業務」としてくる頻度は今後増えてくると想定するとインバウンド施策は今からでもやっていく方が、いいかもしれませんね。
介護系の事業でフィリピン人を雇用している会社は増えてきており、日本の政策でフィリピン人のVISA発行を今よりもゆるくすることができれば、一気にフィリピン人が日本に流れてくることは間違いないでしょう。
旅行で来日したいフィリピン人もたくさんいますが、VISA発行に時間がかかっているのも現状です。
「自分ひとり」「家族・親族」が全体の61%でした。さすが家族・親族を大切にする国フィリピンですね。
全国の平均でもフィリピン国の「家族・親戚」同行者は上位にいました。
全国の同行者で国の文化が、おもしろいくらい分かります。
「夫婦・パートナー」同行が少ない国 20%以下
「家族・親戚」同行が多い国 35%以上
韓国、台湾、香港、中国、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド
「夫婦・パートナー」同行が多い国 30%以上
「家族・親戚」同行が少ない国 20%%以上
英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ロシア、米国、カナダ、オーストラリア
アジアは「家族・親戚」同行が多く「夫婦・パートナー」が少ない
欧米は「夫婦・パートナー」同行が多く「家族・親戚」が少ない
ん〜〜〜色々考えさせられますね。
全国の平均宿泊数が10泊に比べてフィリピンは28泊と長い期間日本に滞在しています。
日本行きのVISAを発行するのに手間と時間をかける分滞在期間は長くなるのでしょう!
しかし、訪日フィリピン人の1回の来日で使う消費額が112,228円だったので
1日約4,000円ほどの消費しかしていないことになります。
宿泊数だけを見ると消費力はあまりないように感じてしまうので、訪日フィリピンの来日数が益々上がり消費が大きくなることを期待したいです。
来日回数 1回〜2回が全体の66%でした。香港、韓国、台湾に比べると来日回数が少ないです。意外にも爆買と言われていた中国が1回目の来日全体の59%という数字に驚きました!1度日本に来たら1年は日本に来ないということでしょうか?
もしかしたら2017年〜2018年にかけて第二の爆買波が来るのでしょうか!?
再訪希望者9割超という結果もあるので、楽しみですね!