March 9, 2018
フィリピンでアリペイが普及する日も遠くはなさそう!
アントフィナンシャルの海外進出が加速度を増している。
アントフィナンシャルのCEO Eric Jing(井賢棟)氏が、アリババ創業者のジャック・マーと共にフィリピンを訪問し、フィリピン最大のコグロマリットグループであるアヤラ・コーポレーションと提携を発表。
アヤラ・コープレーションとは、一等地でショッピングモールを展開する1834年創業のフィリピン最古、最大のコングロマリット企業であり、アントフィナンシャルは最高のパートナーを手にいれたこととなる。
その他、その配下である通信最大手不動産大手フィリピンの通信大手グルーブテレコム、Gcashという決済サービスを展開するフィンテック企業であるMyntの2社を含め、合わせてフィリピン企業3社と共同で業務提携に調印した。フィリピンでのアリペイビジネス(名称未定)を今後共に拡大していく方向で合意なされフィリピンでのアリペイ事業拡大に大きな展開が予想される。
アントフィナンシャルCEOの Eric Jing(井賢棟)氏は、「この数カ月、Myntと共同でMyntが展開するGcashを活用したQRコードでの決済の共同研究を行った。将来は、中国の5.2億人のアリペイユーザーがフィリンピンでそのままアリペイを活用できることを実現する。」と語っている。
合わせて、アリババの創業者であるジャック・マーは、大統領官邸を訪れフィリピン大統領「ロドリゴ・ドゥテルテ」氏にも面談した。彼は、世界中で民間企業の創業者を超越した活動を行なっており、中国の外務大臣以上の働きで、中国外交の鍵を担う人物と言えるだろう。
ジャック・マーはその後フィリピンの大学ランキング3位に数えられるDe La Slle Universityを訪問し、演説を行い栄誉テクノロジー創業理学博士号を授与された。講演の中で、ジャック・マーは、科学技術の発展がフィリンピンのキャッシュレス社会化を促進すると語っている。
記事提供元:NOBBY OCEAN CONSULTING PTE LTD.